ハイライトよねやま290号

2024/05/14

(公財)ロータリー米山記念奨学会ニュース★ ハ イ ラ イ ト よ ね や ま 290号 ★

 2024年5月13日発行

::今月のトピックス::

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・ 例会をサプライズ訪問

・ 被災者の心を温める炊き出しボランティア

・ 寄付金速報 ―普通・特別寄付とも堅調に推移―

・ 博士号取得状況 ・ 世話クラブは「新しい家族」

《今月のピックアップ記事》

例会をサプライズ訪問

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奨学期間を終了した米山奨学生たちが新たな環境に身を移す中、今回はかつての世話クラブの例会を訪れた米山学友をご紹介します。

今から約4年前、当時現役奨学生だったジェレミー ノエル ベルナーさん(2019-20/さいたま新都心RC)は、コロナ禍であらゆる活動が制限され、活動のほとんどがオンラインとなってしまい、孤独と不安と戦っていました。

母国フランスに住む家族が心配で、一時帰国しようにも、一度日本から出たら再入国できる目途が無いことを空港で知り、帰国を断念。そんな時、当時地区米山委員として奨学生のサポートを行っていた一色泉会員から「辛かったらいつでもうちにおいで」と声を掛けてもらい、その言葉の通りジェレミーさんは一色会員の家で数週間ほど過ごし、安心して学業に専念。無事に奨学期間を終え帰国しました。

そして時は流れ、個々の希望に応じた旅行プランを提供する旅行会社「TAKE ME ABROAD」を設立したジェレミーさんは、仕事で再来日。世話になったクラブ会員に連絡を取り、現在会長を務める一色会員には内緒で、4月15日の例会にサプライズ訪問。会長を含め、会員たちと久々の再会を喜び合い、当時の感謝を伝えました。再会の瞬間は「泣きそうだった」という一色会長にとって、ジェレミーさんは思い出深く、ずっと忘れられない米山学友だそうで、現在も素敵な交流が続いています。

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