2024年7月27日(土)石川県地場産業振興センターにて、第2回能登半島地震復興支援会議を開催いたしました。前回可決された支援策・事業予算の変更点と、各支援事業の申請から決定までの具体的な手続き及び進捗状況について情報共有と協議が行われました。

　事業予算については、本年４月に台湾東部・花蓮沖地震が発生したことから、台湾のロータリークラブから寄せられた支援金を返還する予定でありましたが、関係先より返還は不要であり、能登半島震災復興支援に役立てて欲しいとの回答があったため、支援事業の原資へ繰り入れることといたしました。これにより、当初予算２億円から２億3000万円に増額となりました。

　この予算増を受けて、能登半島地震奨学金の募集年度を当初の2箇年から3箇年へ延長し、奨学金給付者は延べ200名から260名へと増員することを決定いたしました。

　その他、被災ロータリー会員及びクラブへの支援金給付事業については、被害状況調査の結果、クラブ事務所損害支援を求めるクラブが17クラブ、支援金給付を希望する会員は14クラブ以外で8名でした。支援金申請を受領した後に支給手続きを進めてまいります。